北九州市道路サポーター

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戸畑けんわ病院戸畑区

みんなでやるから苦にはならない、病院ぐるみのまち美化活動で地域に貢献。

 戸畑けんわ病院は、地域との繋がり、地域への恩返しとして、平成29年に道路サポーターに登録しました。

 3月の活動日、4時少し前には参加者が病院の玄関に集合し、オリジナルのベストを着用し、軍手とトング、ごみ袋を手に、病院の前から2、3人ずつ、二手に分かれて道路のごみ拾いがスタートしました。今日の参加者は、医師、検査技師、事務職など総勢6人。郵便局や銀行、店などが並ぶこのエリアは、一見きれいでごみがないような印象ですが、実際に歩いてみると、道路のあちこちにタバコの吸い殻が捨てられています。「自分がごみを拾うようになっ て、初めて吸い殻やペットボトルなどが捨てられていることに気づけた」と話してくれました。道路の隅や側溝などに捨てられた吸い殻などを手際よく拾い続けて約1時間、参加した皆さんはさわやかな笑顔でそれぞれの部署に戻っていきました。

 医師も積極的に参加するなど、職種の枠を超え、病院ぐるみで取り組む戸畑けんわ病院のまち美化活動。時には「お疲れさまです」と声をかけられることもあるなど、活動を継続することで、さらにまち美化の輪が広がっていくのではないでしょうか。

■■■ 活動エリア ■■■

活動区間/戸畑郵便局前〜新池1丁目

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北九州テクノパーク美化グループ戸畑区

まち全体をもっときれいに。まず身近な職場環境を自分たちの手で美しく。

 テクノパーク内の企業間交流を目的とするテクノパーク交流会の誕生をきっかけに、道路サポーターとして美化活動に取り組んでいる北九州テクノパーク美化グループの皆さん。テクノパーク内の13企業が3つのグループに分かれ、順番制で月に1回の清掃を 行っています。

 平成29年度の最終活動日となった3月13日の昼休み、さまざまな会社のユニフォームを着た皆さんが、敷地内に散らばり、20分〜30分かけてごみやタバコの吸い殻などを拾っていきます。「室内での仕事なので外の活動が気分転換になる」「気軽に参加できる し、ごみを拾い、きれいになると気持ちがいい」と参加した皆さんは爽やかな笑顔で話していました。

 「参加人員の固定化など課題もありますが、定期的に活動を続けているのを観て、ごみが捨てにくくなったのかもしれませんね。確実にごみが減ってきれいになっています。この活動が広がれば、まち全体がきれいになっていくのでは…」、代表の高原さんはそう話してくれました。

活動区間/北九州テクノパーク敷地内及び沿線道路(中原新町1番〜中原新町4番)

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私たちの未来環境プロジェクト戸畑区

誰でも参加できる清掃活動で、持続可能な社会をつくるためのキッカケづくり。

 7月17日の馬島清掃の日。子ども連れの家族、高校生のグループ、社会人の方、いつも参加するという人生のベテランまで、地元の馬島漁協の方3人を含む46人で海岸に打ち寄せられたゴミを拾い、148kgのゴミを回収しました。

海岸線にはさまざまな漂着ゴミが流れ着きますが、馬島の場合、そのほとんどが私たちの生活から出るプラスチック製品のゴミなのです。実際にゴミを拾いながら、「ペットボトルのフタが多いよ」「プラスチックのゴミは土に還らないから、しっかり拾ってね」という親子の会話も交わされるなど、実体験を通して活動の必要性はしっかりと参加者の皆さんに伝わっていました。

 この団体では、誰でも参加できる清掃活動を目指しているので、「馬島に行ってみたかった」「猫に会いたい」などの理由での参加もOK!ついでに海岸清掃を体験することが家庭での話題になるなど、キッカケにつながるのだそうです。

 そして馬島清掃の翌日、7月18日海の日は、地域の皆さんと一緒に中原海岸の清掃を行いました。

■■■ 活動エリア ■■■

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さやふく環境サポーター戸畑区

まち美化の輪を広げるのは、楽しみながらのボランティア活動。

 活動日の午前9時前、鞘ヶ谷ほたる公園内「いこいの家」に集合。道路沿いの植樹帯は、6年前から枯れたさつきの後に、120本〜150本の苗を植え、育てているものです。この日は、この植樹帯の草を取り、腐葉土をまきました。

 距離が長いので歩くだけでもいい運動になります。メンバーの皆さんは歩道や植え込みの美化とさつきの成長で心を癒しています。ホタルまつりをきっかけに道路サポーターに登録し、当初は数人でごみ拾いを始めたということですが、今では活動の日を待ちわびているメンバーや、他地区に越した後もバスで通ってくるメンバーもいるそうです。

 活動を持続するコツは、強制ではなく、楽しみながらできるボランティア活動であること。そして、大先輩のメンバーの方たちがとても元気で頑張っていること。「心地よく快適な街づくりは、やろうと思えばいくらでもすることがあり、これで終わりということはない」と、活動の日だけではなく、80代の大先輩たちが毎日のようにまち美化のお手本を見せてくれています。

 そして、作業が終わった後、「いこいの家」での語らいも大きな楽しみの一つです。みんなでお茶などを飲みながら、老いの人生を語る日は最高だということです。

■■■ 活動エリア ■■■

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東丸山地区自治協議会戸畑区

花壇を、みんながホッとできる地域のオアシスに育てていきたい。

 生活幹線道路の入口に位置する通称三角公園。かつては草ボウボウの状態でみんながごみを捨てていき、犬のフンでいっぱいでした。それをなんとかしようという思いからスタートしたのが、東丸山地区自治協議会の有志によるまち美化活動です。必要な時にその都度集まっての花植え、草取り、水やりなどとともに、メンバー各々による週に1回〜2回の清掃活動を続けています。

 黄色いベストを着用し、花壇の手入れをしていると、地域の方から「いつもご苦労様です」と声をかけてもらったり、戸畑祇園太鼓の練習帰りの子どもたちが水やりの手伝いをしてくれるようになりました。地道に活動を続けることで、周りの反応がだんだん変わってきたそうです。

 これからの目標は、道路沿いの空き地花壇に色とりどりの花を咲かせ、花を見ながらおしゃべりできるような地域のオアシスに育てていくこと。現在のメンバーが地域の先輩から受け継いだように、「清掃をし、花を育てることで興味を持ってもらい、その思いを地域の中に広げていきたい」と話してくれました。

■■■ 活動エリア ■■■

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戸畑区老人クラブ友親会戸畑区

たばこの吸殻一つでも気づいたらごみを拾うという、意識の高揚が大切。

 活動区間が北九州市制50周年記念「北九州マラソン2014」のコースに近いことから、きれいにしてランナーや応援の人々を迎えようと、千防公園周辺の清掃活動を行いました。活動は月に2回で、公園周辺の清掃や草取りを行っています。高齢のメンバーも多いので、 無理をせず、できる範囲で、「たばこの吸殻一つでも拾うという気持ちになるよう、続けていくことが大切」と話してくれました。

 夜宮公園での早朝トレーニングが日課という代表の戸成さんですが、その手にはいつも ごみ袋があり、ごみを見つけたら勝手に手が動いているのだそうです。活動日以外にも目についたごみや落葉を拾ったりするのが習慣になっているメンバーもいます。「行動で示すことでみんながわかってくれ、真似してくれるようになればいい」と活動を続けています。そんな活動の様子を見て、メンバーではないけれど毎回参加するようになった方もいるそうです。

 かつては雑草が生い茂り、花を植えるどころではなかったという千防公園周辺も、皆さんの地道な活動で美しく生まれ変わりました。「これからはもっと花植えにも取り組みたい。花を植えれば草取りにも力が入る」と目標を語ってくれました。

■■■ 活動エリア ■■■

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株式会社ワイズ・コンピュータ・クリエイツ戸畑区

会社ぐるみの清掃活動が、もっと他の企業にも広がっていってほしい。

 10月の活動日、会長をはじめ18人の社員の皆さんが参加して、JR九州工大前駅から北九州テクノパークへと続く歩道橋からテクノパーク前の道路を清掃しました。

 北九州テクノセンター前の道路は、街路樹や植え込みなども整備されていて、一見とてもきれいに見えます。しかし、いざ掃除を始めると、植え込みの根元には大量の落ち葉、隠すように捨てられているたばこの吸殻や空き缶、ペットボトル、ビニール袋などが目につき ます。この日は歩道橋の手すりに壊れたビニール傘も放置されているなど、マナーの悪さを実感させられます。

 参加した社員の方からは、「きれいに清掃された道路を見ると気持ちがいい」「全員で何かをする機会が少ないのでコミュニケーションの場にもなっている」「日常はオフィスでパソコンに向かっての作業なので、外での清掃活動がリフレッシュにもなっている」などの声が聞かれました。

 この日は台風の影響もあってか大量の落ち葉があり、用意していたボランティアごみ袋が足りなくなるほどで、ごみは約30袋にもなりました。終了後、社員の皆さんは清々しい笑顔で、再びオフィスでの業務に戻っていきました。

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浅生まちづくり協議会戸畑区

「無理なく楽しく」をモットーに、楽しく暮らしていけるまちづくりをサポート!

 浅生まちづくり協議会の道路サポーター活動は「無理なく楽しく」がモットーです。高齢化により、活動人数が若干減っている時もありますが、皆で協力して活動しているそうです。

 以前は花壇のなかにもゴミがあり、清掃活動の必要性を感じていましたが、今ではゴミの量が減ってきているのを実感しているとか。なかでも「中央通り」が皆さんの協力のもと、きれいに保たれているとのことでした。

 花苗活動は草取りや植え替えなどを楽しみながらの作業。「夏場の散水や除草に関することはどの団体さんも苦労されていると思います。できればいろんな機会に情報交換ができることを望んでいます」とのことでした。

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サポーターだより